🎯 出題アルゴリズム解説

League of Legends Item Quiz の出題システムがどのように動作するかを詳しく解説します

1
アイテムデータの取得
Riot Games公式API(Data Dragon)からパッチ15.18.1のアイテムデータを取得します。 このデータには全アイテムの情報(名前、価格、画像、素材など)が含まれています。
データ取得URL
https://ddragon.leagueoflegends.com/cdn/15.18.1/data/ja_JP/item.json
2
出題対象アイテムの選定
全アイテムの中から出題に適したアイテムを選定します。除外されるアイテムは以下の通りです:
  • オーンの特殊アイテム(requiredAlly == 'Ornn')
  • 消費アイテム(ポーション類)
  • ワード・トリンケット類
  • ブーツ類(移動速度アイテム)
3
出題アイテムのランダム選択
選定されたアイテムの中から、ランダムに1つのアイテムを選択します。 このアイテムが問題の正解となります。
選択例
インフィニティエッジ (正解アイテム)
4
アイテムツリーの構築
選択されたアイテムから、そのアイテムを作成するために必要な全ての素材アイテムを探索し、 アイテムツリーを構築します。これには直接の素材だけでなく、 素材の素材(間接的な素材)も全て含まれます。
マリグナンスの場合
ロスト チャプター ブラスティング ワンド 増魔の書 サファイア クリスタル 輝きのモート
出題アイテム
直接素材
間接素材
ドラッグで移動 | マウスホイールで拡大縮小
5
関連アイテム群の取得
選択されたアイテムの「関連アイテム群」を取得します。これは、そのアイテムと何らかの関係性を持つアイテムの集合で、 巧妙なひっかけ選択肢を生成するために使用されます。具体的には以下の関係を持つアイテムが含まれます:
  • 姉妹アイテム: 同じ素材から作られる他のアイテム
  • 類似カテゴリ: 同じ効果系統(AP、マナなど)のアイテム
  • 間接的関連: 素材を部分的に共有するアイテム
  • 2段階関係: 関連アイテムの関連アイテム
マリグナンスの関連アイテム群の例
📍 正解の素材アイテム
ロスト チャプター ブラスティング ワンド 増魔の書 サファイア クリスタル 輝きのモート
📍 姉妹アイテム(ひっかけ候補)
エバーフロスト (ロスト チャプター使用) ナッシャー トゥース (ブラスティング ワンド使用) リーライ クリスタル セプター (ブラスティング ワンド使用)
Lv0: マリグナンス
Lv1: 直接素材
Lv2: 基本素材
Lv2: 合成先アイテム
Lv3: 追加関係
一様デザイン | グレー実線
総ノード: 46個 | 総リンク: 62個 | 深さ3レベル完全網羅
ドラッグで移動 | マウスホイールで拡大縮小
6
選択肢の生成
拡張ファミリーから正解の素材アイテムを除外し、残ったアイテムの中から最大10個をランダムに選択します。 これにより、以下のような効果的なひっかけ選択肢が生成されます:
  • 関連性のあるひっかけ: 完全に無関係ではなく、何らかの関係性を持つアイテム
  • 学習効果: アイテム間の関係性を深く理解する必要がある
  • 適切な難易度: 知識があれば解けるが、曖昧な理解では間違える
なぜこの方法が効果的なのか
❌ 悪い例: 完全に無関係なアイテム(例:ポーション類)
✅ 良い例: 関連性があるが正解ではないアイテム(例:同じ素材を使う別のアイテム)
これにより、プレイヤーは「なんとなく関係がありそう」なアイテムに惑わされず、 正確な素材関係を理解する必要があります。
7
正解判定
ユーザーが選択したアイテムが、構築されたアイテムツリーに含まれる素材アイテムと 完全に一致するかどうかを判定します。部分的な正解は認められません。

🔄 アルゴリズムの流れ

アイテムデータ取得
出題対象フィルタリング
ランダム選択
アイテムツリー構築
拡張ファミリー取得
選択肢生成
正解判定
🎲
ランダム性
毎回異なるアイテムが出題されるため、 繰り返し学習が可能です。
🔍
完全性
直接・間接を問わず、すべての素材アイテムが 正解に含まれます。
📊
公平性
公式APIデータを使用し、 常に最新パッチの情報で出題されます。
効率性
高速なアルゴリズムにより、 即座に問題が生成されます。
🎯
教育的効果
巧妙なひっかけ選択肢により、 深い理解と正確な知識が身につきます。
⚖️
難易度バランス
適切な難易度調整により、 挑戦的だが公平な問題を提供します。